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最新の アイシング(冷やす)とRICE処置 事情 Part2
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さてさて、梅雨明けはいつになるのでしょうか。



前回の簡単なまとめをすると


Mirkin医師が昔「RICE処置はアスリートにとって必要な物」 とRICE処置を提唱したのですが 


去年あたりに「RICE処置は回復を助けるのではなく、遅らせるものかもしれない」 と自分の意見を否定してしまった。


ということでした。


これだけ聞くとなんのことやらわかりません。詳しいものを知りたい!

と思いますので、㈲ブックハウス・エイチディさんから発売されたスポーツメディスン(スポーツ医科学総合誌)に掲載事項を簡単に書きます。



Q:炎症反応は悪者ですか?  


A:炎症反応は悪者ではなく組織が回復するのに必須なものです。
 マクロファージをはじめとする回復物質は血流によって受傷箇所に送られるため、早い回復には血流増加が必要になります。
 一度血管が収縮すると再び拡張するまでに数時間かかりその間に血流が遮られ、慢性疼痛や再受傷の可能性を高めてしまいます。



Q:アイシングではどのような悪い影響があるの?


A:①血管が収縮して、血流が悪くなり炎症や痛みを出す物質が滞ってしまう。
 ②30分以上のアイシングは神経へのダメージを残存させてしまう。
 ③筋肉や靭帯へダメージを与えてしまう。
 ④リンパ液排出の邪魔をしてしまう。
 ⑤アスリートのパフォーマンスを低下させてしまう。
 


Q:RICE処置のアイシング以外の項目は?


A:過度の安静は筋肉を収縮させないので、浮腫や足関節の機能改善にはならない。
 圧迫よりも挙上の方が浮腫のボリュームが少なかった。



Q:アイシングに効果はないのか?


A:そんなことはありません。
 唯一の利点として「短期的効果ではあるが、痛みを緩和すること」があります。
 しかし、アイシング後に運動を行う場合は必ずウォーミングアップをすることが必須です。



Q:ではアイシングは何分すればいいの?


A:この記事では20分以内とされています。
 20分以上行うと神経や組織の損傷を伴う可能性が高いと述べられている。


と簡単にまとめるこのような事が書かれていました。



長すぎる安静、アイシングは回復を遅らせてしまう可能性が最近指摘されている。

ただし、アイシング自体全く意味のないものとここから結論付けることはできない。

20分以内のアイシングは効果があるとされると記事で紹介した論文でも述べられている。

重要なことは正しい知識をもって判断することが大切。


だと最後の方に書かれていました。



海外の方だとこの話題はもっと前に話題になっていたらしいのでまだまだ日本は遅れているのかもしれませんね。



今後のアイシングに関してはいろんな変化がありそうなので医療分野の見直しにもつながるいい機会だなと思いました。



以上、理学療法士の河西がお送りしました。




自由が丘整形外科 リウマチ・膝関節専門
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by jseikei3 | 2015-06-19 15:15 | 健康の豆知識