東京リウマチクリニック リハビリハンドブック
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天本院長勉強会報告
こんにちは!
理学療法士の弦巻です。

桜が開花してきて、気候も良くなり春を実感しはじめた今日このごろです。

3月25日(水)業務後に天本院長の勉強会がありました。
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今回のテーマは
①外側円盤状半月版と内側半月板後根断裂合併の患者さんの症例検討
②深部静脈血栓症とd-dimer値について
③赤色髄について
でした。

円盤状半月版は日本人には比較的多く、膝の外側が曲げ伸ばしの際にパキパキ鳴る、荷重や屈伸に伴う痛みや違和感というような症状が出ます。
無痛やそれほど症状が出ない場合は特別な処置は行わないか、運動療法で筋肉のバランスを整えるような対処の仕方がありますが、痛みが強く、半月板が膝から脱臼してしまうような症例では切除術の対象になることもあります。

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深部静脈血栓症は深部静脈に血栓(血のかたまり)が形成される病気で、手術後等で長期間ベッド上で寝ている時や、怪我や麻痺等で正常に足が動かせない場合等にふくらはぎの筋肉の働きが鈍り、血液を心臓に送り返す働きが弱くなって発症することが多いです。
血栓症は健康な人でも飛行機等に長時間乗っている時に座ったままでいると起こることがあります(エコノミークラス症候群)。
血栓は肺に移動すると肺塞栓症という生命に関わる重篤な状態になりますので、血栓の予防や早期診断は非常に重要です。
d-dimer値とは、体の中のどこかに血栓が出来ていると高い値を示す血液検査です。その他、超音波検査や血管造影検査で深部静脈血栓症の診断を行います。深部静脈血栓症の予防は、長期臥床を避けて良く歩くこと、足首の上下運動を積極的にすること、弾性ストッキングを履くなどです。

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赤色髄とは、胎児期や幼児期に盛んに生成される造血組織の豊富な骨髄であり
25歳以上では、脂肪組織の多い黄色髄に変化すると言われています。
しかし、喫煙や重度の貧血など様々な要因により、成人を過ぎ、黄色髄が赤色髄に変化してしまうことがあります。
これを過形成骨髄といいます。




今後も定期的に天本院長勉強会は開催されます。
日々研鑽を積み重ねて、より良い医療を提供できるよう精進してまいります!








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by jseikei3 | 2015-03-28 18:12 | お知らせ