自由が丘整形外科 リハビリハンドブック
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☆セミナー参加報告☆
こんにちは!
理学療法士の松村です^^
今日は秋分の日ですがいかがお過ごしでしょうか?
ちなみに秋分の日とは、「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」ことを趣旨としているそうです。

そんな日ですが、私は神奈川は横須賀にある神奈川県立保健福祉大学までセミナーに参加するために行ってきました。
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京急の県立大学という駅にあるのですが、海も山も近くにありとても素敵な場所でした。
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テレビの撮影で使われそうな綺麗な大学です。
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今回のテーマは「臨床に活かすための動作分析~その臨床展開の実践~」でした。
理学療法士を対象としたセミナーのため小難しいテーマがついていますが、バイオメカニクスのスペシャリスト達が研究を行った結果を、どのように日々の理学療法で用いるのかという内容でした。
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・変形性膝関節症の方の歩行を改善させるためにはどうしたらいいか?
・人工膝関節置換術を行った方に対する理学療法のアプローチ方法のポイントは?

膝が悪いからといって膝だけを治療すればいいのではなく、股関節、足関節なども治療していかなくてはならないことを、科学的に示してもらいました。

皆様に還元できるような内容もあり、充実した時間となりました。

知り合いの先生も発表していたので、私も負けずに頑張っていこうと思います。

またセミナーなど参加しましたら報告させていただきます^^


自由が丘整形外科 リウマチ・膝関節専門
〒158-0085 東京都世田谷区玉川田園調布1-15-12
03-3722-1411
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by jseikei3 | 2014-09-23 22:32
天本院長勉強会報告

こんにちは!理学療法士の弦巻です。

夏から秋への季節の変わり目、皆様体調を崩されていませんか?

健康維持の為にも日々の運動は有効です。食欲の秋で体重が増加してしまわないように、できる運動を継続しましょう!

閑話休題。

912日(金)業務後に天本院長主催の勉強会が開催されました。

今回のテーマは円盤状外側半月(Discoid lateral meniscusDLM)の画像診断・運動療法についてスポーツ期における腰椎分離症について

2つで、大変有意義な勉強会でした。

円盤状外側半月(以下discoid)とは通常、三日月型の半月板が生まれつき円盤状になっている半月板のことです。内側にあるものを内側半月板、外側にあるものを外側半月板といいます。日本人のdiscoidは殆ど外側に認めます。

半月板は膝関節安定させる役割や膝関節の衝撃を和らげるクッションの役割などを持っています。

Discoidの特徴には以下のものがあります。

①小児発生例が多いです

②小児期に全く症状がなく成人で発症することも多いです

③ほとんど外側でしばしば両側性に生じます

④明らかな外傷の既往を欠くことも多いです

⑤通常の半月板よりも軽微な外傷で断裂します

⑥伸展・外反ストレスでの痛みが生じます

⑦伸展制限、著明な弾発症状を伴います

⑧半月板体部の変性断裂が多いです

Discoidでは渡辺分類が有名で完全型、不完全型、Wrisberg靭帯型に分けられます。

Discoidは大きいので上下の骨に挟まりやすく、負荷が増えると膝痛を生じやすいです。

 Discoidは水平断裂で始まり、強い症状に発展したときは複合断裂になっていることが多いので全切除術となることが多いです。

 Discoidでそれほど周辺部まで損傷がないときは、形成的半月板切除術が行われます。

アメリカでは半月板移植という治療もあるみたいですが、実験段階の話みたいです。

運動療法としては、discoid特有のというよりはその方々の身体特性をきちんと評価して処方します。強いていうならば、伸展・外反させないようにハムストリングスや外旋筋群、インソールを含む足底からのアプローチをしていきます。

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腰椎分離症とは、成長期の少年少女に多く、スポーツ動作で腰椎(背骨の腰の部分)を強く反らしたり(バレーボールのブロック等)回旋(野球のバッティング等)することで腰椎の後方部分に起こる疲労骨折のことで、初めは亀裂程度のものがスポーツで反らす・回すを繰り返していると悪化していくと言われています。

分離症は10歳代(14歳前後が多い)で起こりますが、それが原因となってその後徐々に「分離すべり症」に進行していく場合があるので注意が必要です。

分離症の初期は激痛を訴えますが、X線像やCT像ではまだ変化がないことが多いため、早期診断に最も有用なのはMRI像です。

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治療としては様々な考え方がありますが、基本的には患部の安静(コルセット等で固定)での骨癒合の促進・腰椎が過度に反っている姿勢の改善とその原因となる股関節周囲の硬さの改善・筋力/持久力の維持や、行っているスポーツに特有の能力が落ちないような運動(アスレチックリハビリテーション)がメインになります。

早期発見された分離症の場合、90%の確率で骨癒合が期待でき、3ヶ月前後でスポーツに復帰することが可能です。ご家族や周りのお子さんたちで成長期にスポーツをやっていて腰痛がある場合、まずはこの分離症を疑ってMRIを撮ることをお勧めします。

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今後も天本院長主催の勉強会は定期的に続いていきますので、その都度内容を報告させて頂きます!


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by jseikei3 | 2014-09-22 09:57
第4回リウマチ勉強会
こんにちは!理学療法士の松村です。
はっきりとしない天気が続いており、空気が乾燥してきましたね。
皆様、風邪など引いたりしていないでしょうか?私は乾燥のせいか少し喉が痛いです・・・(^_^;)

9月9日に当院理学療法士の輿による第4回リウマチ勉強会が行われました。

今回のテーマは「リウマチと心疾患について」でした。
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内容は、
・リウマチ患者に多い心疾患とその原因
・心疾患と運動療法
・心臓リハビリテーションにおいて理学療法士が留意すべき点
について講演してもらいました。
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まとめとして、リウマチで心疾患を有している方でも、過剰な負荷に注意しさえすれば運動を長期的に継続していくことが重要とのことでした。

リウマチに限らずどんな方にも共通ですが、無理のない範囲で運動を継続していくことは重要です。

是非、ラジオ体操など簡単なものからでもいいので、運動習慣を身につけましょう(^^)


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by jseikei3 | 2014-09-20 17:10 | リハビリ・運動療法
院内勉強会報告 ”modic変性”
こんにちは。
自由が丘整形外科、理学療法士の岩井です。

今日の内容は、先日行われた天本院長主催の院内勉強会のレポートです。
今回のお題は、"Modic変性"という背骨に起こる病変についてでした。

" Modic変性 "とは?

背骨と背骨の間にあるクッションの役割をする【椎間板】という部分の変性と、
それに加えて、背骨の前の部分を医療用語では椎体(ついたい)と言いますが、
その椎体を挟むようにある【椎体終板】という軟骨部分に変性がおこったものを言います。
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1)
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2)

1)http://livedoor.blogimg.jp/mugai_de_iai/imgs/9/2/92d1a158.jpgから抜粋
2)http://murakami-chiro.com/2013/06/3-8cdc.htmlから抜粋


Modic変性は病期別に3つのタイプに分けられていて、
急性期(type1)ではよく腰痛が起こると言われています。
そのうち75%で夜間に痛みが起こり、 寝返りなどで目が覚めることが多いと言われています。

MRIの画像では、椎間板と椎体終板に炎症症状が見られます。
また、レントゲン画像では、体を前屈、後屈したときに痛めている部分の背骨に不安定な状態が見られます。
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さらに、
血液検査では炎症値を表すCRPが高値を示したり、リウマチの患者さんでも起こる炎症サイトカインの値が高くなります。
これらは腰痛があっても、Modic変性がないと見られない所見です。

治療方法は、当院では炎症を治療するお薬(ステロイドやロキソニン)をお出しします。また、脊柱専門の病院で、炎症を起こしている部分に注射をする方法もあるそうです。詳しくは、主治医へお尋ねください。

腰痛があって、薬を飲んだりリハビリをしてもなかなか良くならない場合、こんな病変がおこっている可能性があるのです。
腰痛の病変にも、さまざまな病態があることを共有でき、有意義な時間でした。
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by jseikei3 | 2014-09-11 15:06