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学会発表報告
蒸し暑く寝苦しい日が続く中、いかがおすごしでしょうか?
こんにちは。理学療法士の松村です(^_^)

7月26日、首都大学東京 荒川キャンパスにて「第50回 日本理学療法学術大会 プレ・コングレスミーティング 全国症例研究発表大会」が開催され、発表を行ってきました。
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内容は、めまい(良性発作性頭位めまい症)を有する患者様に対する治療が著効した症例についてです。

めまいと聞くとどこからくる病気だと思われるでしょうか?
頭?頸?耳?
正解は全てで、
①頭からくるもの(中枢性めまい)
②首からくるもの(頚性めまい)
③耳からくるもの(耳性めまい)
の3種類に大きく分けられます。

その中で良性発作性頭位めまい症(BPPV)とは、③の耳性めまいという分類になります。
なでしこJAPANの澤選手が発症したことでメディアでも取り上げていましたね。
その原因は、耳の中(内耳)にある三半規管の中でも、特に後半規管と呼ばれる部位内を耳石が移動してしまいめまいが出現するものです。
(耳石とは文字通り石ですが、炭酸カルシウムにタンパクがくっついた非常に小さな結晶のことです)

その特徴としては、ある方向を向いたらめまいが出る(右を下にして寝る時など)、耳鳴や難聴は伴わない、などがあげられます。
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実は私自身も昨年突然BPPVになってしまいました。

私の場合、大学病院を受診したところ薬を処方されたのみでその他の治療は特にされませんでした。
その結果、約1週間めまいと嘔吐によって仕事も出来ず苦しい思いをすることになりました。(今では元気です^^)

このような経験から何か良い治療法はないのかと思い様々な論文などを調べたところ、Epley法という治療法が最も有効であるという報告を発見しました。

Epley法とは頭の位置を動かしてあげることで、後半規管内にある耳石を元あるべきところに移動させてあげる治療法です。

今回発表させていただいた患者様も1回の治療で9割方症状が改善しました^^

発表は質疑応答にて6名ほどから質問をいただき、非常に活発な議論をすることができ、有意義な時間となりました。
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そして7月29日、院内のスタッフ向けに「めまいの理学療法」についての勉強会を開きました。
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めまいに関する基礎的なことから、その評価法、治療法に至るまで行い、最後は実際にEpley法の実技を行い終了しました。
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めまいに対する理学療法は、アメリカなどではスタンダードになっているのですが、日本ではなじみがありません。

私のように自分自身が体験し、さらに患者様に対する治療を行わせてもらった経験のある理学療法士が、少しでもその経験を発表し伝えていくことが重要であると考えています。

我々、自由が丘整形外科スタッフ一同は定期的に勉強会を行い、知識・技術の共有、
向上に努めております。
今後もスタッフ一同精進してまいりますのでよろしくお願いいたします。

注:めまいの症状がある場合、まずは専門の耳鼻科を受診し医師にご相談下さい。
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by jseikei3 | 2014-07-31 19:10 | NEWS
ストレッチ

こんにちは。入職後初めての投稿させていただく、リハビリ助手の小山と言います!

今回のブログのテーマは「ストレッチ」についてです!

みなさんは積極的にストレッチをしていますか?

私は最近、サボリ気味だったので久しぶりにやってみたところ、

なんと身体が固くなっていたのです・・・!!

ふと考えると、腰痛や肩こりになることが多くなったような・・・

身体が固くなるといろいろな問題が出てくるって、みなさん知っていましたか?

今回はストレッチのどういった効果があるのか、簡単ではありますが調べてみました!



<ストレッチの効果>

・筋肉を伸ばしたりほぐすことで、体の動きが大きくなり怪我の防止になる!

年齢を重ねるごとに身体が固くなっていきます。そこで少しでも筋肉を伸ばしたり

ほぐすことで関節の動く範囲が大きくし、怪我がしにくくなるのです。

・血液の流れが良くなり、美容と健康UP

ストレッチはゆっくり呼吸をしながら行います。これにより筋肉がポンプのような役割になり

酸素を取り込みやすく、血流の流れが良くなります。血流が良くなると冷え性の改善や

お肌の調子が良くなります!またリンパの流れも良くなるのでむくみにも効果があります。

・胸や背中の筋肉を伸ばしたり、ほぐすと疲れがとれる!

胸や背中の筋肉が凝っていると、筋肉の動く範囲が狭く自然と呼吸も浅くなります。

このような状態では酸素の取り込みが悪くなり、眠りも浅くなってしまいます。

そうなると疲れがなかなか取れないのです。

・リラックス効果がある!

マッサージを受けたときに眠くなる方いませんか?これは身体の凝りがほぐれ、

呼吸に関わる筋肉もほぐれることで呼吸が深くなり、

リラックスした時に働く副交感神経が刺激され眠たくなるのです。

ストレッチも同様に、同じ効果があるのです。

               などなど・・・


このようにストレッチをすることは私たちの生活に様々な影響を与えてくれます。


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背中のストレッチ

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太もも裏のストレッチ

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二の腕のストレッチ


ストレッチをするのに最適なのは、お風呂上がりだそうです!

筋肉が温まり伸ばしやすくなるようです。また、テレビを観ながらでもいいかと思います!

お仕事をされている方は座りながらでもやってみてください!



今回ストレッチの効果を調べていくにあたって、ストレッチの重要性を改めて実感しました!

いいことづくしですから、毎日の日課になるように心がけしたいものですね(^O^)


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by jseikei3 | 2014-07-31 18:55
セミナーに行ってきました! 「Exercise is Medicine」

みなさん、こんにちは。

理学療法士の白須です。

連日の暑さですが、夏生まれの私はこの時期が一番好きな季節です。


先日、業務終了後に私の母校の大学で行われるセミナーにスタッフの須藤、難波と参加してきました。


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講師はオーストラリアのEdith Cowan大学の野坂和則教授。

野坂先生は筋活動や筋損傷を主なテーマとして最先端の研究をされている先生です。


その内容はとても興味深く


高齢者などの低体力者にはどのような運動が筋肉や代謝に有効的なのか

筋肉痛になるまで筋トレを行わないと筋力はつかないのか

手術や怪我などから早く回復できる運動の行い方とは

遅発性筋肉痛(数日後に遅れてくる筋肉痛)のメカニズムとは


などなど様々なお話しを聞き、色々な治療に広がるヒントをたくさん頂きました。


ちなみに年をとると筋肉痛は遅れてくるという話がありますが、実はその話しは間違っているみたいです。

年にかかわらず、遅発性筋肉痛は翌日には生じることが研究データで示されているとのことでした。

最近、筋肉痛が遅れてくるやっぱり年のせいかなと嘆いている方は安心ですね!

私もそのうちの一人ですが(笑)


タイトルに書いた「Exercise is Medicine」これは全米スポーツ医学会(ACSM)が提唱している「運動は副作用のない薬」であるという意味です。


運動は健康、アクティブエイジングに不可欠なもの!


運動(Exercise)が正しく実践されれば、その運動自体がパフォーマンスのための訓練(Training)になります。また不適切な動作が原因で身体に痛みを抱えている場合は、機能的な動作との比較が評価(Assessment)にもなり、正しい動作で痛みが改善されれば運動自体が治療(Therapy)にもなります。つまり、運動が機能的であれば、様々な目的に活用できる薬(Medicine)のような存在になります。


今回学んだ世界最先端の知識を皆様に還元し、少しでも幸せな生活を送る手助けが出来るよう努力していきたいと思います。


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by jseikei3 | 2014-07-30 09:45 | リハビリ・運動療法
院内スタッフ向け勉強会 『コレステロールについて』
理学療法士の中村です。
先日、お昼にスタッフ向けの勉強会を実施しました。
内容は『コレステロールについて』です。

皆さんは『コレステロール』と聞くとイコール悪いものと思われているのではないでしょうか? コレステロール値が高いから食事を控えないといけないなど、マイナスイメージが強いと思います。

でも、コレステロールそのものが悪いわけではないです。
コレステロール値が低すぎると、免疫機能低下や消化不良の原因となってしまいます。
その他の、コレステロールの役割として、細胞膜を作ったり、筋肉を作るホルモンの原材料となったり、栄養分の分解を助けたり、栄養を吸収する胆汁酸の原材料になったりします。
コレステロールには善玉コレステロール(HDLコレステロール)と悪玉コレステロール(LDLコレステロール)があり、2つのバランスを保つことが大事です。
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ジョギングや水泳など、有酸素運動を毎日続けることが理想ですが、だれもが手軽にできるのが歩くことです。1日10,000歩が理想とされていますが、6,000歩でも中性脂肪を減らし、善玉コレステロール(HDLコレステロール)を増やすといわれます。
とにかく続けることが大切です。

上の7つの事に気をつけ、コレステロールを味方に、より健康的な生活を手に入れましょう。
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by jseikei3 | 2014-07-18 09:56 | 健康の豆知識
院内勉強会(MRI撮影で見逃されやすい半月板損傷)の様子


蒸し暑い日が続いておりますが皆様如何お過ごしでしょうか。
事務長の山口剛です。
何時も自由ヶ丘整形外科を御利用くださいまして誠にありがとうございます。

今回は理事長主催の勉強会の様子を掲載させていただきました。
我々はクリニック全体で統一した認識の元、治療にあたらさせていただいております。


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『MRI撮影で見逃されやすい半月板損傷

内側半月の後方ルート断裂(meniscal root tear=MRT)

昨今、膝の痛みの診断にはMRIが必須になり、数多く撮影されるようになりました。
いままで見逃されてきたことが多い代表的な膝関節の所見です。
1.サッカーやラグビー・交通事故などの重度の膝外傷(ACLやMCL断裂など)にともなって断裂するパターン
2.中高年で半月板の変性にともなって、ある日突然切れるパターン。骨壊死やSIF(軟骨下骨脆弱性骨折)をともなうことも多い。
の2種類があります。

圧倒的に多いのが、後者の中高年の断裂です。残念ながら縫合手術の適応になりません。また、再生治療もまだできないのが現状です。
MRI所見ではwhite meniscus sign(内側半月後角横断裂) 、empty meniscus sign (=あるはずのところに半月板がなくなってみえること)という名前がついています。

院長天本からスタッフへ向けたメッセージを受け取り、我々は患者様へ還元させていただきます。
今後も学術、研究と精進してまいりますので宜しくお願い致します。

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その他の画像、情報は以下のURLからご覧ください。
http://www.jseikei.com/studio/index.html
http://seasons13.exblog.jp/
https://www.facebook.com/pages/Studio-Seasons/302344679941793


自由が丘整形外科 リウマチ・膝関節専門
〒158-0085 東京都世田谷区玉川田園調布1-15-12
03-3722-1411
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by jseikei3 | 2014-07-17 12:30