自由が丘整形外科 リハビリハンドブック
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カテゴリ:勉強会( 4 )
第9回関節治療研究会 参加報告
第9回関節治療研究会

先日、セルリアンタワー東急ホテルに於きまして、第9回関節治療研究会が開催されました。

今回も著名な先生方をお招きし、リウマチと膝関節治療について講演していただきました。
【講演内容】
座長 天本藤緒院長
演者 織部 元廣先生 織部リウマチ科内科クリニック院長 
「新視点より見た関節リウマチの薬物治療-トファシチニブのポジション-」

座長 杉本 和隆先生 苑田会人工関節センター病院 病院長
演者 竹内 良平先生 横須賀市立市民病院 関節外科 診療部長
「変形性膝関節症に対するAround Knee Osteotomyとリハビリ」


第一部の織部先生の講演は、先生が行われているリウマチ診療のご紹介がありました。
患者さんが主に訴える痛み、患部の状態、炎症を引き起こす伝達物質の違いなどに応じた、
シオゾールやMTXなどの抗リウマチ薬、生物学的製剤、分子標的薬(炎症のシグナルの伝達を遮断して関節リウマチによる炎症を起きなくさせる薬)「トファシチニブ」の選択方法など診療に活きる実践的なお話し、さらに、医療費の削減、副作用を低減させる葉酸の重要性など医師以外のスタッフにおいても、患者さんの立場に立った大変勉強になる内容でした。


第二部の竹内先生の講演は天本院長も変形性膝関節 症の手術のページ(http://www.hiza.info/hiza-uka.html)で紹介しているHTOという高位脛骨骨切り手術に、さらに進化させた手術方法と手術後実績について、ご紹介がありました。

手術対象となる患者さんが非喫煙者のみとなっていることは、本院の治療対象となる患者さんが非喫煙者のみとなっているのと同じようですね。喫煙が予後に関わってくるそうです。
ご高齢の方、スポーツをされる方が、術後数週間で痛みなく歩くこと、ランニングなどスポーツを行なえていることが、とても印象深かったです。
それを可能にしている一因として、術後のリハビリがあり、正しく荷重がかけられない術後の患者さんの恐怖心や痛みを理解し施術することで、患者さんの早期の回復につながっているそうです。本院リハビリスタッフにも大変勉強になる内容でした。

(自由が丘整形外科 太田/難波/鈴木/松井)


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自由が丘整形外科 リウマチ・膝関節専門
〒158-0085 東京都世田谷区玉川田園調布1-15-12
03-3722-1411
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by jseikei3 | 2016-07-13 11:47 | 勉強会
早朝勉強会!
こんにちは!
理学療法士の弦巻です。

桜もすっかり葉桜になり、徐々に夏の足音が聞こえてくるような暖かさを感じる今日この頃ですが、皆様如何お過ごしでしょうか?
本日は朝の業務開始前に、齋藤明彦先生(杏林大学教授)に勉強会をしていただきました。
本日の内容は、頚椎(背骨のうち、首の部分の7つの骨)!
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                頚椎(模型)

首の骨にトラブルがあると頭痛や眼精疲労、肩コリや勿論首の痛みなど、様々な症状が出てきてしまいます。
PCやスマートフォンをよく使う現代人の私達には馴染みが深い症状ですよね。
今日はそんな頚椎の評価と治療について、実際に体験しながらしっかり教えて頂きました(^-^)
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おかげで頭スッキリ、首肩グルグルで1日仕事ができました!
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リハビリテーションを受けていて、上記のような症状でお悩みの方は当院理学療法士、リハビリテーション科スタッフまでお気軽にお尋ね下さい!

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by jseikei3 | 2016-04-23 18:51 | 勉強会
トランスファー勉強会
こんにちは。

暖かかいと思っていたら、寒かったり…
不安定な天気が続いている今日この頃ですが…
みなさんは風邪など引いていないでしょうか⁇

今月ブログ担当の皆川です‼︎

今日は先日私が担当させて頂いた勉強会をちょこっと紹介させて頂きます♪

今回の勉強会の内容は…
『トランスファー』= 移乗練習 をさせて頂きました。
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当院の様なクリニックではなかなか使う機会のないトランスファーですが…

緊急時や極稀にトランスファー介助が必要となることがあるため、そんな時の為に備えて練習しました‼︎

私達理学療法士だけではなく、助手さんにも参加して頂き患者さん役と介助者役に分かれ実際に行って頂きました‼︎
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トランスファーにも色々な方法があったり、身体の大きい、小さいなどでやり方を変えたり、工夫が必要になります。
また身体の使い方がとても重要です。
介助者もそれぞれ体格や力が違うため自分自信が行いやすく、安全にできなくてはいけません。
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そのためには日々の練習が重要になってきます。

これからも色々なことを勉強、練習していきたいと思います!

まだまだ寒い日が続きそうなので暖かくして風邪などに注意してください!

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by jseikei3 | 2016-01-30 11:14 | 勉強会
院長勉強会

こんにちは。

リハビリテーション科、理学療法士の富田です。

930日に院長主催の勉強会がありました。

テーマ:「前十字靱帯(ACLanterior cruciate ligament)の受傷起点と変形性膝関節症との関連」

ACLとは、

膝関節を構成する靭帯のひとつで、前内側線維(AMB)と後外側線維(PLB)の二つに分けられます。

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                    画像引用:筋骨格系のキネシオロジー

この靭帯の役割は、

主に膝関節の安定性を高めることです。

特に脛骨(すねの骨)の前方移動を制限し、膝崩れなどを防ぐことの可能な要因の一つになります。

このような作用を持つACLは、

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                   画像引用:筋骨格系のキネシオロジー

図のような肢位をとった際に損傷しやすいと言われています。

このような姿勢を取る原因として、膝以外の要因も関連しています。


Ex) 股関節・足関節の筋力低下、可動域制限

   後方重心


そのため、膝以外の筋力トレーニングやストレッチなども重要になります。

 

上記のACLが損傷すると、関節の安定性は低下し膝崩れなどが起きやすくなります。

ACLが損傷した場合、膝崩れをおさえる要素はハムストリングス(もも裏の筋肉)や半月板になります。

ハムストリングスという筋肉が上手く機能しない場合は、膝崩れは半月板によって制限される状態となり、この状態が続くと、半月板は徐々に摩耗し、損傷してしまいます。

その結果、軟骨の摩耗が生じ、

「変形性膝関節症」

ということになってしまいます。

また、逆に半月板の損傷が生じた結果、ACLが損傷されることもあります。

半月板もACLと同様に膝関節の安定性に関与する組織なため、損傷すると膝関節の不安定性が生じます。

その際に膝関節の安定性には半月板以外の組織が働くことになります。そこでACLが働き、徐々に損傷されてしまうというわけです。

その結果、さらに膝関節の不安定性が増悪し、変形性膝関節症の症状が進行してしまいます。

では、変形性膝関節症の症状を改善するために必要なことはなにかということになりますが、その一つの方法として、膝関節周囲の筋力をトレーニングすることがあげられます。

靭帯や半月板の損傷により生じた不安定性を膝関節周囲の筋力をつけることで補うということです。

また、半月板の損傷や靭帯の損傷をおこさないように予防することが変形性膝関節症にならないための第一歩です。

そのためにも、上記で述べたように、ACL損傷を引き起こす姿勢をとる要因を取り除くために筋力をつけることやストレッチをすることが大切になります。

さらに、食事にも気を付ける必要があります。

半月板は変性をおこすことにより、断裂しやすくなってしまいます。

その変性を引き起こす原因として、動脈硬化が考えられます。

動脈硬化は悪玉コレステロール(LDH)が関係しており、半月板の変性を予防するためには悪玉コレステロールを高くしないことが大切になります。

以上のように、運動だけではなく食事にも気をつけて変形性膝関節症の予防や進行を防いでいきましょう!

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また、10月2日の業務後に入職して3回目となる症例報告をさせていただきました。

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毎度のことながら緊張しましたが、とても勉強になるいい機会となりました。

今回の院長勉強会や症例検討のように、今後も日々勉強していきたいと思います。


                            理学療法士 富田樹


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by jseikei3 | 2015-10-10 20:03 | 勉強会