自由が丘整形外科 リハビリハンドブック
jiyustaff.exblog.jp
ブログトップ
温めるべきか、冷やすべきか・・・それが問題だ!


こんにちは、シェークスピア・・・間違えました、理学療法士の弦巻です(^_^;)

今回は、「炎症」と、炎症がある場合に冷やすのと温めるの、どちらが良いかについてお話させていただきます。


「痛い場所を温めた方が良いですか?冷やした方が良いですか?」

よく質問されるフレーズです。


「炎症」・・・よく耳にする言葉ですが、炎症とはどのような状態を言うのでしょうか


正常な組織が何らかの原因(原因は外因(外からの影響による物)、内因(自分の身体の中の異常による物)に分類され、さらに外因は生物性(細菌感染等)無生物性(物理的刺激等)に分けられますが、今回は外因性(物理的刺激等)の炎症についてお話します)で損傷を受けると、その組織を修復するために血液(特に白血球)が損傷部位に集まって来ます。

この「自己修復のときに起こる反応」が「炎症」です。

炎症反応には4つ(5つ)の兆候があります。

①発熱・・・熱が出る
②発赤・・・赤くなる
③腫脹・・・腫れる
④疼痛・・・痛む
(⑤機能障害・・・関節可動域制限等)



炎症は大きく分けて、受傷後約2週間以内の急性期と、それ以降の慢性期に2分されます。

この急性期と慢性期で対処の方法が変わります。

基本的に外因性の炎症の場合、約2週間以内に炎症が落ち着きますが、この時に適切な対処をしないと炎症の範囲が広がり、関節可動域制限等の機能障害を引き起こしてしまいます。


そこで、この炎症の4兆候の中で、自分で対処可能なものを考えてみると、熱をとることが一番簡単だということになります。

体表から、氷や保冷剤で冷やすことで熱感が取れてくれば、この炎症反応も和らいできます。

急性期には多くの血液が集まって来すぎる為、必要以上の炎症反応が起こり、痛みが強くなりがちです。冷やす事により必要以上の血流を抑え、治癒を促進します。

 症状が安定して来たら、今度は温める事により血流を改善させ、留まっている血液を引かせます。

 以上ように、急性期(受傷直後)には冷やし、症状が安定してきたら温めるというのが基本になります。

 ここで述べている内容は簡略化しているため、正確にはもっと詳細な説明が必要になります。
冷やすべき時・温めるべき時・・・その時期を見極めるのは難しく、例外もあるので、正しい処置を行うには医師や理学療法士に聞いていただくことをお勧めします。


追記
「冷やすのは冷湿布でもいいですか?」と聞かれることもありますが、実は冷湿布の冷えた感じは、患部を冷やす効果はあまりありません。
冷やすことを勧められた時は、やはり氷や保冷剤等で行なって頂くのが良いと思います。




056.gifリウマチ・膝関節専門 自由が丘整形外科
072.gif膝関節症専用膝サポーター自由膝
[PR]
by jseikei3 | 2013-02-22 10:43